クドリャフカの順番

クドリャフカの順番―「十文字」事件

クドリャフカの順番―「十文字」事件

待望の文化祭。だが、折木奉太郎が所属する古典部では大問題が。手違いで文集を作りすぎてしまったのだ。古典部知名度を上げて文集の完売を目指すため、奉太郎たちは学内で起きた連続盗難事件の謎に挑むことに!

氷菓』を読んだときは麻耶花があまり好きでなかったんだけれど、一人称で語られるとまた印象が変わりますね。そうか、自分でもどうにもできないジリジリした感じと戦っていたんだなと思うと。里志の“おもしろがり方”にすごく共感。そうゆう心情面での切ない部分と、全体のコミカルさが良いかんじです。