河童・或阿保の一生

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

「河童」は星の王子さまみたい。河童がそれぞれいろんな職業を持っていて、それが人間社会の批判になってるところが。でも解説にはガリバーだと書かれていてそれもそうかと思う。

短編の最初の一文だけで雰囲気がぐっと変わるのがわかる――(気がする。)本当に上手いのが半分、芥川だ!って思って読んでる自己暗示の力が半分。