経済ってそうゆうことだったのか会議・佐藤雅彦・竹中平蔵

簡単な言葉でこんなにしっかりした内容の本はなかなかないなあ。すごくおもしろい。

(本文引用) 今の日本の音楽業界を見ていると、プロデューサーは売れっ子の誰それで、作詞作曲は誰で、…ー(略)ー…、記号的にこうやってこうやれば競争に勝ち抜けるってゆう形とか計算がある場合が多いんです。…ー(略)ー…、それでも実際、競争を勝ち抜いていくわけですよね。こうやってできた歌は、百万枚、二百万枚とうれるんです。でも、三カ月後には飽きられて、中古市場に回ります。こんな悲しいことはありません。

「健全な競争、無意味な競争」にとても共感。音楽に限らず本でも同じだなって。