三人目の幽霊
落語専門誌の新米編集者・間宮緑は、ベテラン編集長の人並外れた洞察力に舌を巻くことしきり。彼の手にかかると〈落ち〉が見えない様々な事件が信じがたい飛躍を見せて着地する……。一味も二味も違うミステリ連作集。
- 作者: 大倉崇裕
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
この謎に解決編、すごく好き。続編も絶対読もう。これもそうだけど、「私と円紫さん」シリーズ(by北村薫)とか、『しゃべれどもしゃべれども』(by佐藤多佳子)とか、倉知さんの作品(直接、落語を題材にしてるわけじゃないけど、しばし“落語調”といわれる)を読むと、落語っておもしろそうだなあ、て気分になる。