物語が、始まる

物語が、始まる (中公文庫)

物語が、始まる (中公文庫)

いつもの暮らしのそこここに、ひっそり開いた異世界への扉―公園の砂場で拾った「雛型」との不思議なラブ・ストーリーを描く表題作ほか、奇妙で、ユーモラスで、どこか哀しい、四つの幻想譚。

うむむ、今まで読んだ川上弘美さんの本で一番わけわかんなかった。“わからない”のは『椰子・椰子』とかも同じだけど、そっちは思わずふふと笑ってしまうような“わからない”。対してこっちは本当に“わからない”。でも好きなんだ、川上さん。まだまだ読むのだ!(中毒)