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「あの星はどこから来て、どこへ行くのか? でも、ぼくには行き先がない」山に阻まれ、携帯電話もラジオの電波も届かない、隔離された場所、凹村(おうそん)。中学3年で受験生の凹沢アルは、凹村以外の世界を拒む凹伴ハジメ、楽しければ何でもいい凹坂カヨら同級生たちと、何も怒らない平穏で平坦な毎日をおくっていた。そんな日常を嘆き、上空を通り過ぎていく不思議な流星に願いをかけるアル―――「この平和な村がどうにかなっちゃえばいい」。直後、村に降ってきたそれは、小さな世界に落ちてきた大きな世界への入り口になるはずだったのだけれど……。偉大なる二人のウエルズに捧げる、ささやかな戦争と、やさしい終焉についての物語。
- 作者: 西島大介
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/03/24
- メディア: 単行本
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かわいくてグロいこの絵が好き。内容はあるんだかないんだかわからないや。いやでも、それが作者の狙いか。“テキトー”に読むのが良いのでしょうね。
しばらく大西大介と大塚英志と混同していた私は一体・・・?評論書いて絵も描く人だと思ってたわけです。