未明の家
京介を訪ねた古風な美少女の依頼は“閉ざされたパティオ”を持つ別荘の鑑定と主である祖父の死の謎を解くことだった。少女の一族を巻き込む不可解な事故死、そして自殺未遂。事件はすべて別荘をめぐって起きた。ミステリアスな建築造形に秘められた真実を、京介が追う!
- 作者: 篠田真由美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/01/14
- メディア: 文庫
- クリック: 71回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
建築探偵シリーズ第1巻☆久しぶりにこうゆうチャキチャキの(?)ミステリを読んだかも。
悲劇を背負った一族がいて、連続事件が起こって、それに対する探偵衆がいて。確かに古典的といっちゃあそうなんだけど。でも この話の焦点になっているのは、犯人よりもトリックよりも、その“館”の建築様式に秘められた想いと謎。京介さんが“建築探偵”である所以だね。
・・・薬屋探偵3人衆と似ているなあ。。とか思ってしまうのは、私だけではないハズ。たぶん。キャスティングはもちろん、京介→秋、蒼→りべザル、深春→カイ。ごめんなさい これは捏造だ。でも深春は座木じゃないんだよー。
京介CM出演!?のエピソードでは思わずニヤニヤしちまったぜぃ。
[*「京介のサロメかぁ・・・うわぁっ見てみたいかも」*]って蒼くん それで良いのかぃ!?名探偵の条件のひとつには“美形”があるらしい(笑;
3冊の感想を上から順に見ていくと、私がだんだん壊れていく様子がよくわかるさね。